※本記事の情報は 2026年10月時点 のものです。優待制度は変更されることがあるため、最新情報は必ず記事末尾の公式サイトでご確認ください。 ※2026年10月3日更新:株価・利回りを最新の値に更新し、2027年2月期の配当予想と業績の状況、今後の権利日・決算発表日を追記しました。
🕒 時間がない人向けまとめ

- ディップ(証券コード2379)の株主優待は、100株保有からオリジナルQUOカードがもらえる
- 100株保有で年間1,000円相当(500株以上保有だと年間2,000円相当)のQUOカードがもらえる
- 全国のQUOカード加盟店(コンビニ・書店・ガソリンスタンドなど)で使える。有効期限は実質的になし
- 優待に加えて配当利回りも約5.4%あり、優待とあわせた総合利回りは約6.0%
- ただし、配当性向が会社の目安(50%)を大きく超えており、業績の動向には注意が必要
- 2026年8月末の権利日は終了済み。次の権利日は2027年2月末
- ポートフォリオ上の業種分類は「サービス・エンタメ」(業種別のポートフォリオの組み方はこちら)
- 私のおすすめは100株保有で長く持ち続けるパターン
ディップの株主優待とは
ディップ株式会社は東京都港区に本社を置く人材関連サービス企業です。アルバイト・パート求人サイト「バイトル」、派遣求人サイト「はたらこねっと」、看護師の転職支援サイト「ナースではたらこ」などを運営するほか、近年はAIを活用した業務支援サービス「コボット」シリーズにも力を入れています。
優待の内容は、オリジナルQUOカード(金券タイプ)。保有株数に応じてQUOカードの金額が変わる、シンプルでわかりやすい優待制度です。
自社製品や店舗券ではなく汎用性の高いQUOカードなので、「どこで使えばいいかわからない」という優待にありがちな悩みが少ないのも特徴です。配当利回りが高めの銘柄としても知られており、優待はあくまで「おまけ」として楽しむのに向いています。
ポートフォリオ上の位置づけ(業種分類)
※業種分類の考え方は株主優待ポートフォリオの組み方|業種別の特徴とおすすめの配分バランスを解説の6分類に準拠しています。
ディップは、優待株ポートフォリオでは「サービス・エンタメ」に分類されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種分類 | サービス・エンタメ |
| 優待の性格 | クオカードタイプ |
| 同業種内での利回り | 配当利回りが高めで、同業種内でも総合利回りは高い部類 |
| 使い切りやすさ | QUOカードなので日常的に使いやすい |
同じサービス業でも、自社サービス券タイプの優待銘柄は使い道が限定されがちですが、ディップはQUOカードなのでどんな家庭でも使い切りやすいのが強みです。一方で優待自体の金額は控えめなので、優待目的というより配当利回り重視の銘柄として保有するのが向いています。
💡 特定の業種に偏りすぎると、その業種特有の逆風(コスト高騰・EC化など)で優待改悪が重なるリスクがあります。ポートフォリオ全体でのバランスは上記のポートフォリオ記事もあわせてご確認ください。
もらえる金額(保有株数別一覧)
基準日(2月末日・8月末日)に株主名簿へ記録された株主が対象です。保有株数によって、もらえる優待券の金額は以下のようになります。
| 保有株数 | 2月末日(5月頃発送) | 8月末日(11月頃発送) |
|---|---|---|
| 100株以上500株未満 | QUOカード500円相当 | QUOカード500円相当 |
| 500株以上 | QUOカード1,000円相当 | QUOカード1,000円相当 |
最低単元の100株保有でも、年間1,000円分の優待がもらえる計算になります。
配当金・配当利回り・優待利回りをチェック
配当金の状況
ディップは「配当性向50%を目安に、前期配当額を下限として安定配当をめざす」という方針を掲げています。2026年2月期は、年間95円の配当でした(前期から据え置き)。2027年2月期の会社予想は、年間97円(中間48円+期末49円)で、2円の増配を予定しています。
| 保有株数 | 年間配当金(予想) |
|---|---|
| 100株 | 9,700円 |
ただし、配当性向は目安の50%を大きく超えています。2026年2月期の配当性向は約84%でした。2027年2月期は、予想の1株あたり利益(約55円)に対して配当97円なので、配当性向は約175%の計算になります。
業績の状況
2027年2月期の第1四半期(2026年3〜5月)は、売上高が約137億円(前年同期比13.1%減)、営業利益が約8億円(同75.8%減)と、減収・大幅減益でした。会社は、ソリューション体制への変更の影響や先行投資を理由に挙げています。
通期の業績予想は、売上高535億〜576億円、営業利益50億〜100億円と、幅を持たせた形になっています。次の第2四半期の決算発表は、2026年10月13日の予定です。
配当利回り・優待利回り・総合利回り(100株保有の場合の目安)
株価は日々変動するため、あくまで2026年10月初旬時点の株価(約1,790円)で計算した目安です。実際に購入される際は、証券会社アプリ等で最新の株価に置き換えて計算してください。
| 項目 | 金額 | 利回り |
|---|---|---|
| 配当金(年間) | 9,700円 | 約5.4% |
| 優待(年間・通常時) | 1,000円相当 | 約0.56% |
| 合計(総合利回り) | 10,700円相当 | 約6.0% |
💡 優待利回り・配当利回りの計算式
- 配当利回り(%) = 1株あたり年間配当金 ÷ 購入時の株価 × 100
- 優待利回り(%) = 1年間でもらえる優待の金額 ÷ 投資金額 × 100
500株以上保有すると優待自体は年間2,000円相当まで増えますが、投資額が5倍になる点は踏まえて検討してください。
⚠️ 配当利回りが高いというだけで飛びつくと、利益が減っているのに配当を維持している(配当性向が高い)状態の場合、将来の減配につながる可能性があります。配当の中身も、あわせて確認しましょう。
※配当は業績によって変動・減配される可能性があります。最新の配当予想は必ず公式IR資料でご確認ください。
使える店舗・使えないもの
実店舗
- 全国のQUOカード取扱店(コンビニエンスストア、書店、ガソリンスタンド、ドラッグストアなど、「QUOカード加盟店」のステッカーがある店舗)
インターネット通販
- 基本的に対象外(QUOカードは実店舗レジでの利用が基本です)
QUOカードは1枚で使い切る必要はなく、残高タイプの金券なので、コンビニでの少額の買い物にも気軽に使えるのがメリットです。
使えないもの:現金化、公共料金の支払い、QUOカード加盟店以外での利用
権利確定日と発送スケジュール
| 基準日 | 発送時期 | 有効期限 |
|---|---|---|
| 2月末日(期末) | 定時株主総会終了後(5月頃)、期末配当金領収証と共に発送 | 実質無期限(QUOカードに有効期限の定めなし) |
| 8月末日(中間) | 中間配当金領収証と共に発送(11月頃) | 実質無期限(QUOカードに有効期限の定めなし) |
優待を受け取るには、権利確定日の2営業日前=権利付最終日までに株式を購入し、その日を含めて保有している必要があります。基準日ちょうどに買っても間に合わないので注意してください。
| 基準日 | 権利付最終日 |
|---|---|
| 2027年2月末日 | 2027年2月24日(水) |
2026年8月末の権利日はすでに終了しているため、これから購入する場合の次の優待は、2027年2月末基準(2027年5月頃に発送)が最初になります。
QUOカードには基本的に有効期限がないため、届いてから慌てて使う必要がないのも嬉しいポイントです。
実際に届いた優待品【写真】

(写真:100株保有で届いた優待。内容はオリジナルQUOカード500円相当、届いたのは2025年11月頃と2026年5月頃の2回分)
この前の分も大谷翔平さんがイメージキャラクターとなっており、人気がありそうです。
我が家のおすすめの使い道
QUOカードはコンビニでのちょっとした買い物や書籍代に充てるのがおすすめだと思います。私はたまに一番くじが引きたくなるので、そのタイミングで貯めてたQUOカードを一気に利用してます。
使える店舗が多いので、「優待をもらったけど使い道がない」というストレスがないのが個人的には気に入っているポイントです。配当利回りの高さも魅力なので、優待はあくまでおまけとして、配当メインで長期保有するのが向いている銘柄だと感じています。
株主優待をもらうための注意点
- 単元株(100株)から購入が必要です。株価は記事末尾の公式サイト・証券会社アプリで最新の値をご確認ください
- 権利付最終日までに購入が必要(基準日の2営業日前)
- NISA口座でも優待の権利は取得できます
- 貸株サービス利用中は優待の権利が受けられない場合があるので要確認
- 権利確定日が年2回(2月末・8月末)あるため、年間を通じて配当と優待を受け取れます
- 配当性向が会社の目安(50%)を大きく超えており、2027年2月期の第1四半期は大幅減益でした。配当の継続性という観点では、10月13日の決算発表など、業績動向を継続してウォッチしておきたい銘柄です
※株主優待の取得には証券口座の開設が必要です。まだ口座をお持ちでない方は、まず証券口座を用意するところから始めてみてください。
まとめ
ディップの株主優待は、QUOカードという汎用性の高い優待で使い道に困らないのが魅力です。優待そのものの金額は大きくありませんが、配当利回りが高めなので、総合利回りを重視する人には検討しやすい銘柄だと思います。ただし、配当性向が目安を大きく超えている点や、直近の業績が減益となっている点は、あわせて確認しておきたいところです。無理しない優待生活の入り口として始めやすい一銘柄です。
ポートフォリオ全体の業種バランスを考える際は、株主優待ポートフォリオの組み方もあわせてご覧ください。
公式情報リンク
※本記事の優待内容は2026年10月時点の公式情報をもとに作成しています。制度は変更される可能性があるため、実際に株式を購入される前に必ず上記の公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事は投資勧誘を目的としたものではありません。


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