※本記事は情報整理のための紹介記事です。筆者は本銘柄を保有しておらず、実際に優待を受け取った体験に基づくものではありません。制度の詳細・最新情報は必ず記事末尾の公式サイトでご確認ください。
※本記事の情報は 2026年10月時点 のものです。優待制度は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。 ※2026年10月3日更新:株価・利回りを最新の値に更新し、配当と業績の状況、今年の権利付最終日(10月28日)、これから購入した場合の長期保有優遇の時期を追記・修正しました。
🕒 時間がない人向けまとめ

- 神戸物産(証券コード3038)の株主優待は、100株以上を10月末の基準日に保有していると受け取れる
- 内容は「業務スーパー」で使えるGyomucaカード(プリペイド)1,000円相当(3年以上継続保有なら3,000円相当に増額)
- カードは業務スーパーの店舗のほか、VISAギフトカードや自社グループ商品の詰め合わせにも交換可能。有効期限はカードの案内に準拠(要確認)
- 優待に加えて配当利回りも約1.1%あり、優待とあわせた総合利回りは1%台前半(3年以上保有なら約2.1%)
- 今年の権利付最終日は2026年10月28日(水)で、権利日はまだこれから
- ポートフォリオ上の業種分類は「小売」(業種別のポートフォリオの組み方はこちら)
- 家計の食費に直結する使い勝手の良さから、優待株の中でも根強い人気を持つ銘柄
神戸物産の株主優待とは
神戸物産は、兵庫県加古川市に本社を置き、「業務スーパー」をフランチャイズ展開する食品卸・小売企業です。全国に1,100店舗以上を展開し、業務用サイズの食品や輸入食品を安価に提供していることで知られています。
優待の内容は、「Gyomucaカード」というプリペイドカードタイプの優待券です(金券タイプ)。100株以上を10月末の株主名簿に記録された株主が対象で、保有株数と継続保有年数に応じて金額が変わります。
食品の値上げが続く中、日々の買い物に直結する優待として個人投資家からの人気も高く、優待人気ランキングでも上位に入る常連銘柄です。
ポートフォリオ上の位置づけ(業種分類)
※業種分類の考え方は株主優待ポートフォリオの組み方|業種別の特徴とおすすめの配分バランスを解説の6分類に準拠しています。
神戸物産は、優待株ポートフォリオでは「小売」に分類されます。事業区分としては「卸売業」ですが、優待の使い道が業務スーパー店舗での買い物である以上、実生活での使われ方に合わせて小売枠に入れています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種分類 | 小売 |
| 優待の性格 | 金券タイプ(プリペイドカード/ギフトカード) |
| 同業種内での利回り | 優待単体としては控えめだが、配当とあわせると平均的な水準 |
| 使い切りやすさ | 業務スーパーが近くにあれば日常的に使いやすい。店舗が近くになくてもVISAギフトカードへの交換で対応可能 |
💡 特定の業種に偏りすぎると、その業種特有の逆風(コスト高騰・EC化など)で優待改悪が重なるリスクがあります。ポートフォリオ全体でのバランスは上記のポートフォリオ記事もあわせてご確認ください。
もらえる金額(保有株数別一覧)
基準日(10月末日)に株主名簿へ記録された株主が対象です。保有株数と継続保有年数によって、もらえる優待の金額は以下のようになります。
| 保有株数 | 3年未満保有 | 3年以上継続保有 |
|---|---|---|
| 100株以上 | Gyomucaカード 1,000円相当 | Gyomucaカード 3,000円相当 |
| 1,000株以上 | Gyomucaカード 10,000円相当 | Gyomucaカード 15,000円相当 |
| 2,000株以上 | Gyomucaカード 15,000円相当 | Gyomucaカード 20,000円相当 |
権利は年1回(10月末)のみです。最低単元の100株保有でも、年間1,000円相当(3年以上継続なら3,000円相当)の優待がもらえる計算になります。
配当金・配当利回り・優待利回りをチェック
配当金の状況
神戸物産は増収基調が続いており、2026年10月期は年間32円(100株あたり3,200円)の配当を予定しています。前期(2025年10月期)の30円は、特別配当4円を含んだ金額で、総額では2円の増配、普通配当(26円)との比較では6円の増配です。業績連動での配当方針を取っています。
| 保有株数 | 年間配当金(予想) |
|---|---|
| 100株 | 3,200円 |
予想の1株あたり利益(約133円)に対して配当32円なので、配当性向は約24%と、余裕のある水準です。
業績の状況
2026年10月期の第3四半期累計(2025年11月〜2026年7月)は、売上高が4,329億円(前年同期比5.2%増)、営業利益が313億円(同3.2%増)と増収増益でしたが、経常利益は346億円(同9.6%減)、純利益は234億円(同10.9%減)と減益でした。前年同期にあった為替関連の評価益や補助金収入の反動が主な理由です。
通期の予想は、売上高5,665億円(前期比2.7%増)、営業利益430億円(同7.8%増)、経常利益437億円(同9.1%減)、純利益295億円(同7.5%減)で、変更はありません。通期の決算は、例年12月中旬に発表されます。
配当利回り・優待利回り・総合利回り(100株保有の場合の目安)
株価は日々変動するため、あくまで2026年9月30日の終値(約3,020円)で計算した目安です。実際に購入される際は、証券会社アプリ等で最新の株価に置き換えて計算してください。
| 項目 | 金額 | 利回り |
|---|---|---|
| 配当金(年間) | 3,200円 | 約1.1% |
| 優待(年間・3年未満) | 1,000円相当 | 約0.33% |
| 合計(総合利回り・通常時) | 4,200円相当 | 約1.4% |
💡 優待利回り・配当利回りの計算式
- 配当利回り(%) = 1株あたり年間配当金 ÷ 購入時の株価 × 100
- 優待利回り(%) = 1年間でもらえる優待の金額 ÷ 投資金額 × 100
3年以上の継続保有で優待額が3,000円相当に増えるため、長期保有時の総合利回りは約2.1%程度まで上がる計算になります。
※配当は業績によって変動・減配される可能性があります。最新の配当予想は必ず公式IR資料でご確認ください。
長期保有優遇でさらにお得に
10月末(および4月末)の株主名簿に、同一株主番号で連続7回以上記載(=3年以上の継続保有)されていることが条件です。この条件を満たすと、優待額が1,000円相当から3,000円相当に増額されます。
| 保有期間 | 条件 | 追加でもらえる優待 |
|---|---|---|
| 3年以上継続保有 | 10月末・4月末の株主名簿に連続7回以上記載 | Gyomucaカード金額が1,000円→3,000円相当に増額(100株の場合) |
100株を3年以上継続保有していると、年間の優待額が3倍になる計算です。
これから購入した場合、長期保有優遇はいつから?
今年の権利付最終日(10月28日)までに購入した場合、10月末・4月末の株主名簿に連続して記載される回数は、次のようになります。
- 2026年10月末:1回目
- 2027年4月末:2回目、2027年10月末:3回目
- 2028年4月末:4回目、2028年10月末:5回目
- 2029年4月末:6回目、2029年10月末:7回目
つまり、2029年10月末基準(優待の贈呈は2030年1月末頃)で、初めて3年以上の継続保有の扱いになる計算です。詳細な条件は、公式サイトでご確認ください。
⚠️ 注意点:証券会社の「株式貸借サービス(貸株)」を利用していると、株主名簿上の連続記録が途切れ、長期保有優遇の対象外になることがあります。長期保有を狙う場合は貸株設定に注意しましょう。
使える店舗・使えないもの
実店舗
- 業務スーパーのGyomuca取扱店舗(全国の業務スーパー店舗)
そのほかの使い道
- 未使用のGyomucaカードを返送することで、同額のVISAギフトカードまたは自社グループ商品の詰め合わせに交換可能
近くに業務スーパーの店舗がない、あるいはGyomuca非対応店舗しかない場合でも、カードを返送すればVISAギフトカードに交換できるため、全国どこに住んでいても実質的に使い切れる優待です。
使えないもの:Gyomuca非対応の店舗・一部除外商品(詳細は公式サイトを参照)
権利確定日と発送スケジュール
| 基準日 | 発送時期 | 有効期限 |
|---|---|---|
| 10月末日 | 翌年1月末頃 | Gyomucaカードの案内に準拠(要確認) |
優待を受け取るには、権利確定日の2営業日前=権利付最終日までに株式を購入し、その日を含めて保有している必要があります。基準日ちょうどに買っても間に合わないので注意してください。
| 基準日 | 権利付最終日 |
|---|---|
| 2026年10月末日 | 2026年10月28日(水) |
2026年の権利付最終日は10月28日(水)です。今年の優待を受け取りたい場合は、この日までに購入する必要があります。
想定される使い道
業務スーパーを日常的に利用する家庭であれば、Gyomucaカードとして受け取ってそのまま食費の足しにするのが最もシンプルな活用法です。近くに店舗がない場合も、VISAギフトカードへの交換で日用品や食品全般の支払いに充てられるため、使い道に困りにくい優待といえます。
株主優待をもらうための注意点
- 単元株(100株)から購入が必要です。株価は記事末尾の公式サイト・証券会社アプリで最新の値をご確認ください
- 権利付最終日(2026年は10月28日)までに購入が必要(基準日の2営業日前)
- NISA口座でも優待の権利は取得できます
- 貸株サービス利用中は優待の権利が受けられない場合があるので要確認
- 権利は年1回(10月末)のみのため、優待目的の場合はタイミングを逃さないよう注意
- 3年以上の継続保有で増額される制度のため、これから購入する場合、増額されるのは2029年10月末基準からになる計算です
- 2026年10月期は経常利益・純利益が減益の予想です。優待の内容だけでなく、業績の動向もあわせて確認しておきたい銘柄です
※株主優待の取得には証券口座の開設が必要です。まだ口座をお持ちでない方は、まず証券口座を用意するところから始めてみてください。
神戸物産の優待は買う?買わない?私が保有していない理由
※私は現時点で神戸物産の株式を保有していません。本記事は公開情報をもとにまとめており、実際に優待を受け取った体験談ではありません。
私が保有していない理由
私自身優待株は多く保有したいですが、神戸物産の株を保有していません。
その理由は以下のとおりです。
理由1:長期保有を加味しても利回りが低い
理由2: 業務スーパーを日常でほとんど利用しない
業務スーパーを利用しないならギフトカードにすれば良い話ではありますが、それだったらもっと利回りの高い銘柄に投資したほうが良いなと考えているため、現状私は保有する予定がありません。
ちなみにギフトカードで良い場合でも一度Gyomucaカードを受け取ってから交換手続きをしないといけないので、ちょっと使いづらいなと思ってます。。。
こんな人には向いています
- 業務スーパーを日常的に利用していて、優待を確実に使い切れる人
- 優待の金額よりも、長期保有を前提に株式そのものの成長を期待する人
- もしくは他の優待株が魅力的でない or 既に購入しきっている
- 3年以上の長期保有を無理なく続けられる人
よくある質問
Q. 神戸物産の優待は100株でいくらもらえますか?
A. 保有期間が3年未満なら1,000円相当、3年以上なら3,000円相当のGyomucaカードがもらえます(2026年7月時点の情報)。
Q. Gyomucaカードは何に使えますか?
A. 業務スーパーのGyomuca取扱店で使えます。額面相当のVISAギフトカードか、自社グループ商品の詰め合わせに引き替えることもできます(交換手続きが必要)。
Q. 優待は改悪されたのですか?
A. 2025年6月に制度変更が発表され、2025年10月末の株主から、Gyomucaカードを中心とした内容に変わりました。詳細は公式の発表をご確認ください。
まとめ
神戸物産の株主優待は、業務スーパーという生活に密着した店舗で使える実用性の高さが魅力です。食費の節約に直結しやすく、優待株デビューの候補としても検討しやすい銘柄といえるでしょう。今年の権利付最終日は10月28日で、あと少しです。購入を検討している方は、日程を確認しておいてください。
ポートフォリオ全体の業種バランスを考える際は、株主優待ポートフォリオの組み方もあわせてご覧ください。
公式情報リンク
※本記事の優待内容は2026年10月時点の公式情報をもとに作成しています。制度は変更される可能性があるため、実際に株式を購入される前に必ず上記の公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事は投資勧誘を目的としたものではありません。


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